第10回ちば映画祭「上映作品」

兄兄兄妹

55分/2009年/日本 3月31日(日) 18:10〜上映(併映:道本咲希監督『19歳』
・監督/脚本:村松正浩
・出演:橋野純平、関口崇則、小竹原晋、林美里、藤沢大輔、玉川佐知
・製作:ENBUゼミナール
・制作協力:Smalllight Pictures

「その日から、お兄ちゃんは3人になりました」

あらすじ

マチコはたった一人の兄・モトハルと一緒に暮らしている。五年前のある朝を境に、マチコにはモトハルが三人に見えるようになった。また最近マチコには気掛かりなことがあった。モトハルが恋をしたようなのだ。

映画祭からの一言

兄が3人に見えるようになったというSFのような設定ながら、大人になれない妹の心理を見事に描いた傑作短篇です。第5回ちば映画祭での監督特集以来の再上映。また初上映からちょうど10年目の記念の上映です。

予告編 (youtubeで見る)

監督プロフィール

村松正浩 むらまつ まさひろ

卒業制作である『シンク』(1997)がPFFアワード'97でグランプリを受賞、また当時としては異例の劇場公開に発展した。『兄兄兄妹』(2009)、『グレイト・グランマ・イズ・スティル・アライブ』(2011)、『ロング・サマー・スクール』(2012)などは俳優ワークショップで制作された中編作品ながら高い評価を受け、これまで多数上映された他、2013年にちば映画祭でも特集上映が組まれている。

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