© Ishikawa Taichi
プログラム1 10時50分開場/11時00分上映
- 52分/2023年/日本/千葉県初上映/2024年劇場公開作品
- 第45回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2023)映画ファン賞(ぴあニスト賞)受賞
- 第24回 TAMA NEW WAVE「ある視点」部門 上映
上映後関係者によるトーク予定
あらすじ
大学も卒業しないまま引きこもり続けているナリヤス。お盆休みに学生時代の映画サークル仲間・シュウタが彼を訪ねてやってきた。けれども……。巻き戻される時間、ズレていく会話、何かがおかしいこの部屋で、二人が想い出すのは完成させることができなかった映画のこと。宙ぶらりんな空間で交わされるシュウタとの答えあわせが、ループする人生を少しずつ変えていく。
監督・脚本:石川泰地
出演:石川泰地、国本太周
- 25分/2021年/日本/千葉県初上映/2024年劇場公開作品
- 第43回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2021)入選
- 第9回 バクナワフェスティバル(フィリピン)MATÁ-ASYA部門 上映
監督・脚本:石川泰地
出演:石川泰地、国本太周、高取生
「巨人がさ、歩いてるんだよ」。カワイが大学時代の友達・ホンダを訪ねると、彼は東京の夜の街に出現する巨人の存在に妄執していた──。自室から「定点観測」しているから世界の変化に気付いたと、飄々と語るホンダ。常軌を逸していく彼の挙動が、カワイの認識に揺さぶりをかける。なぜ、見えないはずのモノを“いる”と信じずにはいられないのか?
監督プロフィール
石川泰地(いしかわ・たいち)
1995年生まれ、東京都出身。早稲田大学在学中から自主映画の制作を始める。2021年、短編映画『巨人の惑星』がPFFアワード2021入選。2023年、中編映画『じゃ、また。』がPFFアワード2023で映画ファン賞(ぴあニスト賞)を受賞。第24回TAMA NEW WAVE「ある視点」部門入選。2025年、第2回講談社シネマクリエイターズラボ受賞企画、短編映画『エンパシーの岸辺』を制作。
プログラム2 13時50分開場/14時00分上映
- 第41回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2019)グランプリ受賞
- 第20回 TAMA NEW WAVE特別賞受賞
- 第21回 全州国際映画祭(韓国)正式出品
- FILMADRID 2021(スペイン) 最高賞受賞
上映後関係者によるトーク予定
あらすじ
「手作りの宇宙で、星をひろった話」
1人きりで映画を撮っている男。その姿は傍から見れば滑稽に映り、周囲の理解を得られないばかりか、妻と子供も愛想を尽かしている。そんな中、遠い空から男の孤独な作業を談笑混じりで見守る星があった。
監督・脚本:中尾広道
出演:中尾広道
声の出演:金属バット(小林圭輔、友保隼平)
- 16分/2015年/日本/千葉県初上映
- 第37回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2015)入選
- 第19回 調布短編映画祭 激励賞受賞
監督・脚本:中尾広道
出演:大力拓哉、三浦崇志、中尾広道
普段は山で暮らしている船の親子。予期せぬ天災や不慮の事故で人間界に流されてきてしまう。野性の子船を拾った男は自宅に持ち帰り、鉢の中で育てようとするが…。夜の街にそぼ降る雨は何かを運んできそうな気がする。ほとんどのカットに水を映した流れるような短編。
監督プロフィール
中尾広道(なかお・ひろみち)
1979年生まれ、大阪市住吉区出身。友人の撮影を手伝ったことをきっかけに、自身でも映画を撮り始める。ほぼひとりで映画制作を続け「暮らしの中に潜む映画」を探るように撮っている。PFFアワードでは、2015年『船』、2017年『風船』が入選し、2019年には『おばけ』がグランプリを受賞。2025年春に最新作『道行き』が完成し、現在劇場公開を控えている。
◉会場・地図
千葉市中央区弁天3丁目7番7号
JR千葉駅「千葉公園口」「東口」「北口」又は、千葉都市モノレール千葉駅から徒歩約8分