ちば映画祭定期上映会Vol.4

初期衝動は続く!!

2024年7月14日(日)プログラム1 11時上映開始/プログラム2 14時上映開始

千葉市生涯学習センター小ホール(地下1階)

プログラム1:Shari(吉開菜央監督)/プログラム2:わたしたちの家(清原惟監督)

お問い合わせはメールにて(chibaeigasai@gmail.com)お問い合わせはメールにて(chibaeigasai@gmail.com)

主催:ちば映画祭実行委員会 共催:千葉市生涯学習センター 後援:千葉市 協力:両見英世デザイン事務所主催:ちば映画祭実行委員会 共催:千葉市生涯学習センター 後援:千葉市 協力:両見英世デザイン事務所

Photo by Naoki Ishikawa

プログラム1 10時50分開場/11時00分上映

Shari

  • 63分/2021年/日本/千葉県初上映/2021年劇場公開作品
  • 第51回 ロッテルダム国際映画祭 短・中編部 招待上映
  • 第35回 高崎映画祭 監督たちの現在(いま)上映

上映後関係者によるトーク予定

登壇者:
吉開菜央さん(監督・出演)

あらすじ

知床半島・斜里町に、ふいに現れた「赤いやつ」。そいつは、その土地に生きる人々の家を訪ねて歩く。ここにしかない、日常が愛おしくなるその暮らし。会って彼らの声を聴く。「今年は雪が全然降らない。」「流氷も、なかなか来ない。」なにかおかしい。最果ての地、知床で、赤いやつは世界の異変を感じる。これは、自然・獣・人間がせめぎ合って暮らす斜里での、摩訶不思議なほんとのはなし。

監督:吉開菜央 撮影:石川直樹
出演:海、山、氷、赤いやつ、斜里町の人々、吉開菜央

監督プロフィール

吉開菜央(よしがい・なお)
映画作家・ダンサー。1987年山口県生まれ。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業、東京藝術大学大学院映像研究科修了。観ること、聴くことによって動かされる感覚・情動を軸に、映画そのものを踊らせるつもりで映画を制作している。監督した主な映画は『Shari』(ロッテルダム国際映画祭2022公式選出)『Grand Bouquet』(カンヌ国際映画祭監督週間2019正式招待)『ほったまるびより』(文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門新人賞受賞)。

コメント

吉開菜央監督
今回上映する「Shari」は、知床半島斜里町を舞台に、写真家の石川直樹さん、町に住む皆さんと一緒に作り上げた作品です。子どもから大人、希少な動物たちまで、斜里に生きるたくさんの方々に出演してもらっています。最果ての土地ならではの、ユニークで愛おしい姿・景色が眼福です。
撮影を行った2020年は、斜里だけでなく全国的に雪があまり降らなかったり、コロナウイルスが猛威を振るいはじめた年でもありました。こうした偶然も取り入れながら、今わたし自身が感じている生き物の在り方、違和感も映画にしていきました。今という時代を生きるみなさんの心身に繋がるような体験になったらうれしいです。

© 東京藝術大学大学院映像研究科

プログラム2 13時50分開場/14時00分上映

わたしたちの家

  • 80分/2017年/日本/2018年劇場公開作品
  • 第68回 ベルリン国際映画祭 フォーラム部門 正式出品
  • 第42回 香港国際映画祭 インディーパワー部門 招待上映
  • 第21回 上海国際映画祭 Asian New Talent Award部門 最優秀アジア新人監督賞
  • 第39回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード)グランプリ
  • 第33回 高崎映画祭 監督たちの現在(いま)上映
  • 第10回 ちば映画祭 上映

上映後関係者によるトーク予定

登壇者:
清原惟さん(監督・脚本)

あらすじ

父親を失った14歳の少女セリは、母親の桐子と二人で暮らしている。記憶を失った女性さなは、船内で出会った女性透子の家に住まわせてもらう。まったく別々の2つの物語が、ひとつの同じ「家」の中で交錯し、進行する。

監督:清原惟 脚本:清原惟、加藤法子
出演:河西和香、安野由記子、大沢まりを、藤原芽生、菊沢将憲、古屋利雄、吉田明花音、北村海歩、平川玲奈、 大石貴也、小田篤、律子、伏見陵、タカラマハヤ

監督プロフィール

清原惟(きよはら・ゆい)
映画監督、映像作家。17歳のときはじめて友人と映画をつくってから今まで、映画や映像をつくりつづけている。監督作『わたしたちの家』と『すべての夜を思いだす』がそれぞれベルリン国際映画祭フォーラム部門をはじめとした様々な国際映画祭で上映される。ほかの活動として、土地やひとびとの記憶について、リサーチを元にした映像作品を制作している。現在『すべての夜を思いだす』は劇場公開中。

コメント

清原惟監督
2019年にちば映画祭で特集上映をしてもらった時からずいぶんと経ちましたが、再びこの映画祭に帰ってこれたことがうれしいです。ずっと応援してくれていることが力になっています。

◉会場・地図

千葉市生涯学習センター 小ホール(地下1階)

千葉市中央区弁天3丁目7番7号
JR千葉駅「千葉公園口」「東口」「北口」又は、千葉都市モノレール千葉駅から徒歩約8分

◉チケット・座席

全席自由・各プログラム入替制(定員:各60席)

  • 前売券はteket(テケト)にて前日まで販売します。
  • 当日券は小ホール入口にて販売します。(現金のみ)
  • 会場(千葉市生涯学習センター)でのチケット事前販売はございません。
  • チケット購入後は、上映中止以外の理由でのキャンセル・払い戻しはできません。
  • 当日、整理券を発券いたします。(プログラム1は10時、プログラム2は13時より)
  • 開場時間より整理券番号順でのご入場です。
  • 前売の時点で完売した場合、当日券は販売いたしません。
  • 満席の場合及び上映開始後は入場をお断りいたします。