ちば映画祭定期上映会Vol.4

初期衝動再び!!

2024年1月21日(日)プログラム1 11時上映開始/プログラム2 14時上映開始

千葉市生涯学習センター小ホール(地下1階)

プログラム1:海にしずめる(田崎恵美監督)/プログラム2:初仕事(小山駿助監督)

お問い合わせはメールにて(chibaeigasai@gmail.com)お問い合わせはメールにて(chibaeigasai@gmail.com)

主催:ちば映画祭実行委員会 共催:千葉市生涯学習センター 後援:千葉市 協力:両見英世デザイン事務所主催:ちば映画祭実行委員会 共催:千葉市生涯学習センター 後援:千葉市 協力:両見英世デザイン事務所

プログラム1 10時50分開場/11時00分上映

海にしずめる

前売券は完売しました
(当日券はありません)
  • 53分/2013年/日本
  • 第16回 TAMA NEW WAVE ある視点 上映
  • 第28回 高崎映画祭 若手監督たちの現在 上映
  • 第6回&10回 ちば映画祭 上映

上映後関係者によるトーク予定

登壇者:
田崎恵美さん(監督)
三浦英さん(出演)

あらすじ

ある兄弟の元へ一人の少女がやって来る。自分の本当の父親を知りたいと言うその少女は、兄弟のかつての幼馴染みの女に瓜二つであった。互いに心当たりのある兄弟は、自分の娘かもしれない少女の存在に困惑するー。 物語の重要な後半部分を千葉県富津市で撮影。

監督:田崎恵美 脚本:横川僚平、田崎恵美
出演:遠藤新菜、三浦英、石橋征太郎、北村岳子、真柳美苗、小宮一葉、田村健太郎、宮部純子、カトウシンスケ、藤田健彦、藤田みか

ふたつのウーテル

  • 15分/2010年
  • 第64回カンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門ノミネート
  • 第5回田辺弁慶映画祭 特別招待作品

監督・脚本:田崎恵美
出演:水口早香、澤田栄一

母親を亡くした姉は、トラックで自分を捨てた父に会いにいく。父親を見捨てた弟は、あてもなく家を飛び出す。二つの昼と夜を越えて、姉弟の絆がつながりだす。

監督プロフィール

田崎恵美(たざき・めぐみ)
1987年生まれ、鳥取県出身。監督作に『アンナと二階の部屋』(第32回ぴあフィルムフェスティバル企画賞、エンタテインメント賞)、『ハイランド』(第22回東京学生映画祭グランプリ)、『ふたつのウーテル』(第64回カンヌ国際映画祭短編部門正式出品)がある。

コメント

田崎恵美監督
映画の良いところは時が経ってからも何度も再生してもらえること。新旧を問わず選んだ作品を愛して上映してくれるちば映画祭に感謝です。

三浦英さん(出演)
ちば映画祭への電車の中、いつも「遠い遠い」と嘆いていても、当てられた帰りの電車の道のりは何かに掻き立てられながら東京へ向かう。「当てられた」私にも「初期衝動」が爆ぜる。
カムバック、ビバちば映画祭!!遠路、ワクワク向かいますぜっ!!

プログラム2 13時50分開場/14時00分上映

初仕事

  • 94分/2020年/日本/2022年 劇場公開作品
  • 第33回 東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020 上映
  • 第21回 TAMA NEW WAVE コンペティション グランプリ/男優賞受賞

上映後関係者によるトーク予定

登壇者:
小山駿助さん(監督・出演)
澤田栄一さん(主演)

あらすじ

写真館のアシスタントである山下は、赤ん坊の遺体の撮影を人づてに依頼され、良い経験になるかもしれないと依頼を受ける。赤ん坊の父親であり依頼主でもある安斎は、始め若い山下に戸惑うも、正直で実直な山下に心を許し、撮影が始まる。 山下はほんの少しでも利己的になっていた自身を恥じ、誠心誠意彼ら家族のために撮影に取り組もうとする。遺体の状態を考えると時間がないという状況も、山下の使命感に拍車をかける。美化すべきでないという倫理観は、目の前の状況に吹き飛ばされる。 一方、安斎は自分が写った一枚を客観的に見て、これはもう未練なのだと、行き場を失った親としての義務感が自身を突き動かしていたことに気付き、撮影に固執する山下を止めようとする。千葉県内でも数カ所撮影が行われている。

監督・脚本・絵コンテ:小山駿助
出演:澤田栄一、小山駿助、橋口勇輝、武田知久、白石花子、竹田邦彦、細山萌子、中村安那

監督プロフィール

小山駿助(こやま・しゅんすけ)
1988年10月25日生まれ。東京都出身。早稲田大学教育学部英語英文学科中途退学。大学在学中に監督、役者、撮影などを経験。CM制作会社や図書館での勤務経験がある。自主制作を続け、現在に至る。本作は長編初監督となる。

コメント

小山駿助監督
『初仕事』の小山と申します。
本作は長い年月をかけた結果、昔の自分(初期衝動)と現在の自分とで対話をするように作られました。
プログラム1の田崎監督は映研の先輩です。こうしてご一緒できる日が来るとは、誰が想像できたでしょうか!
どうぞ暖かくしてお越しください。

澤田栄一さん(主演)
今は音楽を作っているのですが、僕の初期衝動は映画製作でした。
まさに、『初仕事』の山下のような実直な態度で、映画に打ちこんでいたように思います。
また、『ふたつのウーテル』には、当時の僕の家族への想いが封じ込まれていて、特別な作品です。
大学の映画研究会で出会った田崎監督、小山監督という二人の才能は、カンヌ・東京と二つの国際映画祭の風景を僕に見せてくれました。
両監督の渾身の作品を、是非、ご覧ください。

◉会場・地図

千葉市生涯学習センター 小ホール(地下1階)

千葉市中央区弁天3丁目7番7号
JR千葉駅「千葉公園口」「東口」「北口」又は、千葉都市モノレール千葉駅から徒歩約8分

◉チケット・座席

全席自由・各プログラム入替制(定員:各60席)

  • 前売券はPassMarket(パスマーケット)にて前日まで販売します。
  • 当日券は小ホール入口にて販売します。(現金のみ)
  • 会場(千葉市生涯学習センター)でのチケット販売はございません。
  • チケット購入後は、上映中止以外の理由でのキャンセル・払い戻しはできません。
  • 当日、整理券を発券いたします。(プログラム1は10時、プログラム2は13時より)
  • 開場時間より整理券番号順でのご入場です。
  • 前売の時点で完売した場合、当日券は販売いたしません。
  • 満席の場合及び上映開始後は入場をお断りいたします。

プログラム1『海にしずめる』の前売り券は完売しました
(当日券はありません)