© Route9 2020
プログラム1 10時50分開場/11時00分上映
(当日券はありません)
- 62分/2020年/日本/千葉県初上映/2022年 劇場公開作品
上映後関係者によるトーク予定
登壇者:
永岡俊幸さん(監督)
瀬戸かほさん(主演)
あらすじ
東京生まれ東京育ちの絵里は、ストレスが溜まる都会での生活をひととき抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごす。亡くなった祖母の家で暮らす一週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄とその婚約者、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく――
監督:永岡俊幸
脚本:永岡俊幸、木島悠翔
出演:瀬戸かほ、里内伽奈、福場俊策、小山梨奈、ミネオショウ、星能豊、サトウヒロキ、牛丸亮、宇乃うめの、しじみ、西條裕美、小川節子
製作:Route9、focalnaut co.,ltd
- 13分/2021年
監督・脚本:永岡俊幸
出演:廣瀬菜都美、星能豊、久田松真耶
制作:Route9
壁一面に海洋生物の写真が貼られた部屋に住む青野遥香。遥香は友人からある頼み事をされていた。それは出せなかった手紙を代わりにポストに投函してほしいというものだった。遥香は、その相手のことが気になり、直接手紙を届けに行くことにする――深海魚と生物発光をモチーフに、生と死、共有される記憶を描く小品。
監督プロフィール
永岡俊幸(ながおか・としゆき)
1989年4月27日生まれ。島根県出身。日本映画学校(現:日本映画大学)卒業後、映画やテレビドラマなどでフリーの助監督として活動。2015 年から短編映画を制作。2018 年制作の『オーロラ・グローリー』は、きりゅう映画祭、日本芸術センター映像グランプリなどで入選。地元島根で撮影した『クレマチスの窓辺』で劇場デビュー。
プログラム2 13時50分開場/14時00分上映
(当日券はありません)
- 85分/2021年/日本/千葉県初上映/2023年 劇場公開作品
- 第22回 TAMA NEW WAVE ある視点部門上映
- 第15回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門上映
上映後関係者によるトーク予定
登壇者:
吉田奈津美さん(監督)
田中なつさん(主演)
あらすじ
あの子にとって「見られること」は何を意味するのだろうか?
かつて、木々が鬱蒼と生茂る大きな森に囲まれていた町。そこには古くから伝わる天狗の神隠し伝説があった。主人公の結衣は、町に残る特別な林が伐採されることをきっかけに、十一年前、年子の妹である佳世がその場所で神隠しにあっていたことを思い出す。「あの日、佳世の隣には私もいたのに、自分は選んでもらえなかった」風に揺れる木々に誘われるかの様に、伐採前の林へと足を踏み入れていく結衣。一方姉妹と幼馴染みの進は、そんな結衣の行動に苛立ちを見せるのだった。
監督・脚本:吉田奈津美
出演:田中なつ、芋生悠、諏訪珠理、三坂知絵子、中原潤、小野孝弘、新津ちせ、竹下かおり、手嶋啓子、山岡竜弘、稀、高畑保弘 ほか
監督プロフィール
吉田奈津美(よしだ・なつみ)
1996年生まれ、千葉県出身。大学在学中に監督した映画『ひとひら』(30分)が、The 5th Asia University Film Festival 審査員特別賞、第22回京都国際学生映画祭 審査員特別賞(鈴木卓爾賞)など、国内外の学生映画祭にて多数入選・受賞する。また2019年に撮影した自身初の長編映画『浮かぶ』が2023年に劇場公開。初日から4日間連続の満席となり上映期間が延長された。現在新作映画『何をそんなに慎ましく』が制作準備中。(作品公式SNSアカウント※Twitter・Instagram共に《@sogen_project》にて制作過程を発信中!)
コメント
吉田奈津美監督
千葉県出身ということもあり、ちば映画祭は学生時代からどこか憧れのような存在でした。初めての長編作品を、このようなあたたかい場所で上映していただけることを心からうれしく思います。また新しい『浮かぶ』がうまれますように。
田中なつさん(主演)
撮影から数年経ってもこうして上映していただき、たくさんの方に観てもらえる機会があることが本当に幸せです。ちば映画祭、楽しみです!!
◉会場・地図
千葉市中央区弁天3丁目7番7号
JR千葉駅「千葉公園口」「東口」「北口」又は、千葉都市モノレール千葉駅から徒歩約8分
◉チケット・座席
- 前売券はPassMarket(パスマーケット)にて前日まで販売します。
- 当日券は小ホール入口にて販売します。(現金のみ)
- 会場(千葉市生涯学習センター)でのチケット販売はございません。
- チケット購入後は、上映中止以外の理由でのキャンセル・払い戻しはできません。
- 当日、整理券を発券いたします。(プログラム1は10時、プログラム2は13時より)
- 開場時間より整理券番号順でのご入場です。
- 前売の時点で完売した場合、当日券は販売いたしません。
- 満席の場合及び上映開始後は入場をお断りいたします。
各プログラムの前売り券は完売しました
(当日券はありません)
コメント
永岡俊幸監督
ちば映画祭は毎回素敵なプログラムで、どうやったらここで掛けてもらえるんだろうか、と思ったこともあります。
なので、お話いただいた時は嬉しかったです。
上映は10月8日。ちょうど4年前のその日に島根県松江市で「クレマチスの窓辺」の撮影をしていました。ヴァカンスの季節外れに。
それと、「クレマチスの窓辺」の変奏版だと個人的に思っている短編「つめたいあかり」も掛かります。
どうか、よろしくお願いします。
瀬戸かほさん(主演)
数年前に、何かの機会でちば映画祭のフライヤーをいただきました。印象的なデザインが魅力的で、すぐに調べました。セレクト作品などを見ながら、いつか関わることができたらと思っていたのですが、今回、大切な作品である『クレマチスの窓辺』が本映画祭で上映されること、とても嬉しいです。季節外れのヴァカンスを一緒に楽しみましょう!