プログラム1 10時45分開場/11時00分上映
(当日券はありません)
- 78分/2022年/日本/千葉県初上映
- 第43回ぴあフィルムフェスティバル観客賞
- 第22回TAMA NEW WAVEコンペティション部門入選
- 第15回田辺・弁慶映画祭入選
上映後関係者によるトーク予定
登壇者:
加藤紗希さん(監督・出演)
豊島晴香さん(脚本・出演)
あらすじ
写真家を目指すアコとフリーターのサン。二人は共通の友人とともに共同生活を始めたものの、事情により友人が家を出た今やむを得ず二人暮らしをしている。アコは几帳面でストイック、サンはだらしなく自由気まま。正反対な二人の生活が順風満帆なわけもなく、日々の暮らしは微妙な空気に包まれている。
噛み合わない二人と二人が出会う人々、日常の中の違和感と小さなおかしみを軽妙な語り口で紡いだ四章構成のお話。
監督:加藤紗希 脚本:豊島晴香
出演:加藤紗希、豊島晴香、釜口恵太、神田朱未、髙羽快、本荘澪、湯川紋子
監督プロフィール
加藤紗希(かとう・さき)
振付師・俳優。幼少期よりダンスを始め、中学生でミュージカルを経験。舞台製作・振付・出演などを経て、映画美学校アクターズコースを修了し、映画製作に興味を持つ。豊島晴香との創作ユニット[点と]にて、演じることを起点に作品創作を行う。初監督作の短編映画『泥濘む』が2019年にPFF入選。『距ててて』が初長編作品。
コメント
まさに初期衝動のように映画をつくり始めた私たち。今回上映する『距ててて』も「やってみたい!」「やってみよう!」という小さな衝動の集積で生み出された作品です。つくりながら感じていたドキドキが、観客の皆様のドキドキにつながりますように。
脚本プロフィール
豊島晴香(とよしま・はるか)
俳優。小劇場の舞台を中心に活動する。近年はウンゲツィーファの作品に企画段階から携わっているほか、レズビアンアイデンティティを主題にした作品で話題を集めたムニ『ことばにない』に出演。映画美学校アクターズコースで出会った加藤紗希の誘いで脚本を書き始め、ともに映画製作を開始。その俳優にしか演じられない、個人の魅力を最大限生かした当て書きを得意とする。
© Genuine Light Pictures
プログラム2 13時45分開場/14時00分上映
(当日券はありません)
- 120分/2022年/日本/千葉市初上映
- 第32回マルセイユ国際映画祭グランプリ、
俳優賞、観客賞 - 第36回高崎映画祭最優秀監督賞
上映後関係者によるトーク予定
登壇者:
杉田協士さん(監督)
あらすじ
美術館での仕事を辞めてカフェでのアルバイトを始めた沙知(24)は常連客から勧められたアパートの部屋に引越しをする。そこでの新しい生活を始めた沙知だったが、心にはもう会うことの叶わないパートナーの姿が残っている。
監督・脚本:杉田協士 原作短歌:東直子
出演:荒木知佳、新部聖子、伊東沙保、金子岳憲
コメント
ちば映画祭が定期上映会として再スタート。その第一回で『春原さんのうた』が上映されます。
今作と一緒に遠い街の映画祭を訪れるたびに、ちば映画祭を思っていました。私はずっとちば映画祭出身の気持ちです。長い旅の最後に戻って来られてうれしいです。
監督プロフィール
杉田協士(すぎた・きょうし)
『ひとつの歌』(2011年)、『ひかりの歌』(2017年)がそれぞれ東京国際映画祭などへの出品を経て劇場公開。『春原さんのうた』(2021年)が第32回マルセイユ国際映画祭にてグランプリ・俳優賞・観客賞の3冠を獲得、第70回マンハイム=ハイデルベルク国際映画祭ではライナー・ヴェルナー・ファスビンダー賞特別賞を受賞し、2022年に劇場公開。2023年にフランスで公開予定。第4作『Following the Sound(英題)』の企画が第33回マルセイユ国際映画祭での企画コンペティション「FIDLab」にてCOMMUNE IMAGE賞を受賞し、現在制作進行中。
◉会場・地図
千葉市中央区弁天3丁目7番7号
JR千葉駅「千葉公園口」「東口」「北口」又は、千葉都市モノレール千葉駅から徒歩約8分
◉チケット・座席
- 前売券はPassMarket(パスマーケット)にて販売します。
- 当日券は小ホール入口にて販売します。(現金のみ)
- 会場(千葉市生涯学習センター)でのチケットの事前販売はございません。チケット購入後は、上映中止以外の理由でのキャンセル・払い戻しはできません。
- ご入場はお並びいただいた順です。満席の場合及び上映開始後は入場をお断りいたします。
各プログラムの前売り券は完売しました
(当日券はありません)
コメント
2022年に作品の上映で日本各地を旅して、海外へも行き、作中の役と同じような体験をした気持ちになりました。ぴあフィルムフェスティバル(PFF)での初上映の時から応援してくださっているちば映画祭さん企画の千葉での初上映、実家に帰ってきたような気持ちです。とっても楽しみです。