第10回ちば映画祭「上映作品」

やす焦がし

26分/2017年/日本/千葉県初上映 3月31日(日) 11:00〜上映(併映:頃安祐良監督『ファーストアルバム』
・監督/脚本:大工原正樹
・出演:鈴木睦海、松下仁、佐伯美波、金岡秀樹、志和樹果

©2017 THE FILM SCHOOL OF TOKYO

キツネに憑かれて、迷子になって。男女4人の奇妙な愛のアンサンブル

あらすじ

手作り雑貨とカフェを扱う店を営むきょん。そこに集まるのは、きょんの夫の安男と、初めてきょんと出会った日が安男と同じである拓平。繊細で情緒不安定なきょんを、安男と拓平は優しく見守っていたが...

映画祭からの一言

大工原正樹監督作品の魅力のひとつである「歌」の演出が楽しめる作品で、併映の「ファーストアルバム」と同様に、ちょっとしたメルヘンのようであり、劇中で、歌をどのように聞かせるかも見どころの一つです。

監督プロフィール

大工原正樹 だいくはら まさき

1962年生まれ。高校時代から自主映画を作り始め、大学在学中に中村幻児の雄プロダクションに所属。廣木隆一、石川欣、鎮西尚一らの助監督を務める。その後廣木らが設立した制作会社フィルムキッズに所属し、1989年、映画『六本木隷嬢クラブ』でデビュー。以降は『もう・ぎりぎり』(1992)、『未亡人誘惑下宿』(1995)、『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』(1996)、『同・夢犯遊戯』(1996)、『風俗の穴場』(1997)などのVシネマを監督する。テレビドラマでは「真・女神転生デビルサマナー」(2000)、「七瀬ふたたび」(2000)、「ミニチカ」(2006)などを監督。他に音楽ビデオ、CF、TV番組、VP等の演出作は数百本に及ぶ。映画美学校では、『赤猫』(2004)、『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』(2010)、『坂本君は見た目だけが真面目』(2014)を監督している。新作『ファンタスティック ライムズ!』がオムニバス映画『LOCO DD』の一篇として2017年に公開された。

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